2020-07

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わが子の病気

自分の子供が病気に罹(かか)る。親の心は心配です。わが身の病気よりも、いっそう心がいたみます。子供の病気は、そのまま親の病気です。それと同時に、子供の全快はそのまま親の全快です。親と子とは、悲しみを通じて、欣びを通して、少なくとも二にして一...
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心は鏡

その昔、中国に神秀(じんしゅう)という有名な坊さんがありました。彼は禅のさとりについて、こういっています。「身は是れ菩提樹、心は明鏡台(めいけいだい)の如し。時々に勤めて払拭せよ。塵埃を惹かしむること勿れ」私どもの身体は、ちょうど、一本の菩...
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こころの化粧

ところで、ここでぜひとも申し上げておきたいことは、こころの化粧です。顔や肌の化粧ではなくて、心のなかの化粧であります。むずかしくいえば、精神の修養です。心の養生です。すでに申し上げた、あの心の掃除です。いったい化粧の目的は、顔を美しく綺麗に...
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心の病気の治療法

さて病気をなおすには、医者と薬と養生の三つが、大切だといわれていますが、心の病気を治療するにも、やはりこの三つが必要です。医者とはりっばな人格者です。教育家や宗教家は、ぜひとも、この「人格」を、目的とせねばなりません。次に薬とは信仰です。養...
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大悲の疾い

あの名高い『維摩経』というお経には、「衆生の痴いは煩悩より発(おこ)り、菩薩の疾いは大悲より発る」という言葉がありますが、いったい私ども人間には身体の疾いもあれば、こころの疾いもあります。身病と心病です。ところで、身体の病に、外科と内科があ...