以上の例は、いずれも、行動を起こす方角を知るためのものでした。しかし、もちろん、すでに場所がきまっていて、方角もきまっているような場合でも、それをどうするかということを、方位学で知ることができます。

たとえば、あなたが、昭和26年生まれの女性だったとします。そして、昭和56年の2月7日に、あなたの家から見て北西に当たる家のお友だちの誕生日のパーティにさそわれたとします。そのときあなたならどうしますか?

その答えは、さきほどのこの本の使い方を応用して、つぎのような手順で、かんたんに出るのです。

まず、昭和26年生まれの人は四緑の生まれです。つぎに、昭和56年2月7日は、巻末の表(下表)をひくと、八白の日であることがわかります。そこで、四緑のブログで記した九星盤を開いて、八白が中央にくる九星盤を調べます。すると、お友だちの家のある北西の方角には九紫の星がはいっています。九紫の星は四緑生まれの人にとって良い星です。しかも、凶方とのかちあいもありません。これなら、このバーティに出席したら、楽しくすごせることはまちがいないでしょう。

◎出典 「改定方位学入門」高木彬光著 カッパブックス及びブログ作者の収集データーによる◎

四緑九星盤

四緑木星の方の九星盤です。

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