まえの例のつづきの問題です。そのバーティの席上で、あなたがA君とB店とC君と、三人の男性に会ったとしましょう。どちらもほかの条件では大差がなく、A君はあなたの家から見て西北、B君は西、C君は北東に住んでいるとします。数日後にほとんど同時に、この三人からデートを申し込まれたとしましょう。あなたはだれを選びますか?

対人関係や恋愛・結婚の問題では、最初のめぐりあいをとくに重要視する必要があることは、まえに説明したとおりです。幸いこの場合には、その日がはっきりしています。ですから、ここではやはり2月7日、つまり八白の日の九星盤を使わなければなりません。

すると、まず、C君の住んでいる北東の方角は、五黄の星の向かい側、つまり「暗剣殺」の方角に当たることになります。これでは、C君とはぜったいにうまくゆかないでしょう。つぎに、A君の住んでいる西北には九紫の星があり、B 君の住んでいる西には一白の星があります。 ところが、この二つの星は、ともに四緑生まれのあなたにとっては良い星です。両方角とも凶方とのかさなりもありません。さあ困りました。

いや、この場合も、じつはいっこうに困る必要はないのです。この二つの星の性格のちがいは、その星のいる方角からあらわれる男性の性格に影響を与えているのです。

その影響の結果であるそれぞれの男性の性格や将来性のちがいは、恋愛・結婚運のところにくわしく出ているでしょう。

「一白の星のある方角からあらわれる男性は・・・」と、「九紫の星のある方角からあらわれる男性は・・・」というところを読めばいいのです。それを読んで、あなたのお気に召すほうを選べばいいのです。

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◎出典 「改定方位学入門」高木彬光著 カッパブックス及びブログ作者の収集データーによる◎

S5602暦

四緑九星盤

四緑木星の方の九星盤です。