病気の予測は○R○W(社会環境)と、○O○X(家庭環境)の組合せグラフで調べます。
このグラフを見る際注意して欲しいのは、常日頃身体を鍛えている人と、そうでない人とは、同じようにグラフが下降していても、病状はおのずから異なってくることです。また、めまぐるしく変化する現代社会で、忙しく働いていると、悪質なガンや内臓疾息、それにこの頃はやりの公害病などにかかっていても、すっかり悪化してしまうまで見過しがちです。つまり、病気にかかるときをグラフが示していても、本人が気がつかずにいるということがあるのです。
ここでは一時健康を害した俳優の石原裕次郎さんと、歌手の岸洋子さんを例にとり、グラフを見てみましょう。その後であなたのグラフと比べて判断して下さい。


あれほどタフガイで嗚らした石原裕次郎さんも、36歳に健康を害し療蓑生活をしています。
さて、その時の状態を図18で見ますと、点線棒も実線棒も35歳の後半から下降に転じています。
(次の36歳の棒線が下降していれば、35歳は後半から下降したと推定し、逆に上昇していれば、後半から上昇したと推定します)
37歳の前半でおおむね底をつき、実線棒は上昇に転じています。これは病気が快復に向かったことを意味しています。しかし、点線棒は38歳の前半まで下降していますから、しばらくは社会活動に気をつける必要があります。その後は、39歳、40歳と大幅な上昇を示していますから、快適な健康状態を取り戻します。
次に、図19を見て下さい。歌手の岸洋子さんも、昭和45年の秋に奇病にかかり郷里の山形で、かなり長期の療餐生活をしました。


ちょうど私も昭和45年の春に、岸洋子さんのマネージャーから相談をうけ、「秋に病気で倒れる恐れがありますから、何かと注意しておくように」と予測していました。
岸洋子さんの本名は小山洋子ですが、彼女は私生活においても岸洋子を使用してますから、この場合は岸洋子で調べます。
点線棒、実線棒共に35歳後半から急下降しています。36歳前半で底をつき後半から上昇に転じています。特に、点線棒が37歳にかけて急上昇しているのは、病気快復を転機として発足した岸音楽事務所など、その後の積極的な社会活動を意味しています。38歳で一時的に苦労しそうですが、39歳からの大幅な好転で順調な発展期を迎えるでしょう。
なお、このほかに○S○Uと○T○Vのグラフで病気の時期の感情(中心より上にあれば快復は早く、下にあれば快復に手間取ります)を調べることが出来ます。また、○P○Qのグラフで、その闘病期における見舞いや援助など、人々の愛情度を調べたり、○M○Nのグラフでその病気や外傷の苦痛度を調べることが出来ます。
あなたもグラフで病気にかかるときを予知して下さい。点線棒(環境)が下位低迷していて、実線棒(感情、つまり意欲)が上位上昇しているときは、環境の悪化を意欲でもちこたえている感じです。しかし、実線棒が頂点をつき、下降し始めるときが発病の危険期といえます。この二人のグラフと逆(点線棒上位、実線棒下位)の場合は、突発的な交通事故、及び災害に合う恐れがあります。言うまでもなく、日頃から心身共に鍛えておくことが、病気にかかりにくい一番の条件です。
『姓名(なまえ)』牧正人史著 青春出版社 昭和47年刊による