◆ 今こそ、「日本文明」の再発見を! ◆

繰り返しになりますが、日本は穏やかで平和な国であり、人々が互いに助け合い思いやる幸福な民族が生活する国です。
明治維新は、当時すでに日本近海まで迫っていた欧米列強の侵攻に対抗し、独立を守るためになされなければならないものでした。国家として必要なことであり、それについての明治政府の国家運営は十分に成功したと思います。
日本は明治維新以降、「文明開化」「和魂洋オ」「殖産興業」など、さまざまなスローガンを掲げて西洋の文明を吸収しました。明治維新前から最も大きく変わった点は防衛でした。「富国強兵」による軍事力の拡大です。
西洋は、世界に対して植民地政策を展開して世界の覇権を獲得した理由をさまざまに説明します。哲学が優れていたからだ、文化が進んでいたからだ、布教の使命感があったからだ、科学技術が先進していたからだ、などといろいろに言います。
しかし、その本質は「軍事力」でした。大砲を搭載した軍艦をどれだけ保有するかが植民地政策の肝であり、戦争に勝てなければ話にならない、というのが当時の国際常識でした。
モースが「部屋に鍵をかけないのに机の上の小銭がなくなったことがない」と言って感心した日本人の倫理・道徳心の高さは今に継がれています。
2012年のWHo(世界保健機関)の統計を参考にしてお話ししますが、日本の殺人事件数は人口10万人当たり0.4件でした。統計に参加した国194カ国中193位です。日本よりも殺人数の少なかった国はルクセンブルクで人口10万人当たり0.2件でした。
10万人当たりの殺人事件数が最も高かったのが南米のホンジュラスで103.9件です。ロシアは13.1で29位、アメリカは5.4件で93位です。中国は1.1件で171位ですが、共産党一党独裁体制の特性から見てこの数字はあてにはならないでしょう。
世界平均は8.7件です。日本という人口約1億3千万人の大国で、殺人事件数が人口10万人当たり0.4件という数字は、やはり日本が独特な文明であることを物語っています。

『かけがえのない国 誇り高き日本文明』武田邦彦著 MdN出版(R05年)より R080420

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