図を見てください。企業名、国家名の場合は、冗談と下段を分ける中心点に注意が必要です。
先ず、一つ一つの単語に分けて左側に線を引きます。図の場合、

(株式) (会社)・(日立) (製作) (所)

を分けます。(一単語を一字と考えて、あとは姓名の場合と同じ要領で分析します。)

これを下段1に対して、上段2の割合で配置します。割り切れない場合、上段は常に下段の二倍より少なく配置します。
例えば、4単語の会社の場合、上段3、下段1に分けますと、下段の1の2倍、つまり2よりも上段3の方が大きくなりますから、上段を2対2に分けます。
さて、実例を挙げて説明していきましょう。

① 株式会社チェリー、ソニー株式会社などのように3単語からなる商号の場合、

(株式)(会社)・(チェリー)
(ソニー)(株式)・(会社)

のように配置されます。

②  有限会社山本商店、日本精工株式会社などのように四単語の商号は、下段が二単位になって

(有限)(会社)・(山本)(商店)
(日本)(精工)・(株式)(会社)

となります。

③  合資会社山陽製作所、武田薬品工業株式会社などのように五単語の商号は

(合資)(会社)(山陽)・(製作)(所)
(武田)(薬品)(工業)・(株式)(会社)

となります。
これまでの、①、②、③の場合であっても、

(ナショナル)(株式)・(会社)
(株式)(会社)(セントラル)・(サービス)(センター)

のように7字以上になる場合は、配置枠も当然広がって、上下12点ずつある配置枠を用いて分析します。

④ 株式会社大日本楽器製作所、東京海上火災保険株式会社は

(株式)(会社)(大日本)(楽器)・(製作)(所)
(東京)(海上)(火災)(保険)・(株式)(会社)

となります。
なお、上下の内いずれもが10字以上ならば、上下16点ある配置枠を用いて分析します。

⑤ 企業分析は、経営者や社員との相性を診断するのに用います。企業グラフは、計算資料が人物と異なりますので、本書のグラフでは見ることが出来ません。

⑥ 次の図は、横文字の例です。ごらんになっておわかりのように、人物の場合ミドルネーム除き、

ロバート・ケネディ
アドルフ・ヒトラー

ではなく、

ケネディ・ロバート
ヒトラー・アドルフ

として、分析します。分析法は日本人の分析と同じです。

なおローマ字の画数は巻末付録「画数早見表」(本ブログ左欄)にあります。
外国の団体法人の場合は、正式な名称のつづりにしたがって、そのままの形で分析します。また、上下(左右)の単語の分け方は、日本の団体法人の場合と同じです。
なお、日本に住んでいる外国人を分析する場合は、その人が日常、日本語を使っていればカタカナ名で外国語を使っていれば、その母国語名で調べます。日本人が国外にいる場合も同様に考えます。

『姓名(なまえ)』牧正人史著 青春出版社 昭和47年刊による