6が芸術の年なら、7は学問の年。科学や医学などあらゆる専門分野での研究にエネルギィが集中します。また身近なところでは、ありとあらゆる状況からの必要性として、自分がくつろげる空間が求められることになるでしょう。たとえぱ、エイズや、癌や、脳いっ血といった病気に直面するかもしれないという恐怖。あるいはたんに、狭い部屋の中で物に囲まれながら気持ちの休まる時もないという生活などによって、本当のくつろぎ空間が数多く出現します。研究にいそしむにしろ、くつろぎ空間を探し求めるにしろ、瞑想することは、大きな助けになります。それの正しい理解が広まるときでもあります。
もしも、時代の先取りをめざすのであれば、まずはあなた自身が本当にくつろぐためには何が必要かを、よく見つめてみるべきでしょう。それを見出したなら、あとは、たんにより多くの人々にさし出せぱいいだけです。
『100年数秘の本』DASO著 (ヴオーグ社刊)より