登は父が亡くなってから、その跡を継いで、だんだん重い役に取り立てられました。そのころから日々の仕事を定めて、朝昼晩ともそれぞれ時刻に割り当て、それを箇条書きにして、そのとおり行いました。
こんなに登は規律正しくしたので、絵が大そう上手になったばかりでなく、学問も進んで律い人になり、世間の人々から敬われるようになりました。
(四年生)
『国民の修身』監修 渡辺昇一
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登は父が亡くなってから、その跡を継いで、だんだん重い役に取り立てられました。そのころから日々の仕事を定めて、朝昼晩ともそれぞれ時刻に割り当て、それを箇条書きにして、そのとおり行いました。
こんなに登は規律正しくしたので、絵が大そう上手になったばかりでなく、学問も進んで律い人になり、世間の人々から敬われるようになりました。
(四年生)
『国民の修身』監修 渡辺昇一