2020-05

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公開せる秘密

さすがに詩人ゲーテです。一プラス一、それは「公開せる秘密」だといっているのです。私どもは、ただそれを神秘的直観、宗教的直観によってのみ、知ることができるといっているのですが、公開もる秘密とは、まことにうまいことをいったものです。宗教的直観に...
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空ということ

次に「空」ということばでありますが、これがまた実に厄介な語(ことば)で、わかったようでわからぬ、わからぬようでわかっている語であります。ただ今、皆さんに対(むか)って、私が、かりに、一と一を加えると、いくつになりますか、と問うたとしたら、キ...
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智目と行足

古来、八宗の祖師といわれるかの有名な竜樹菩薩は、「智度論」という書物の中で、「智目行足以て清涼池に到る」といっておりますが、清涼池とは、清く涼しい池という文字ですが、これは迷いを離れた涅槃(さとり)の世界を譬えていったものです。この涅槃の証...
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語るより歩む

般若の哲学これから申し上げるところは、「観自在菩薩、深般若波羅蜜多を行ずる時、五蘊は皆空なりと照見して、一切の苦厄を度したもう」という一段であります。漢字の数からいえば、たった二十五字しかありませぬが、この二十五字が、「心経」全体の中心にな...
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心経の二字について

次に「心経」ということでありますが、 ここで「心」というのは、真髄とか、核心とか、中心とか、いったような意味で、つまり肝腎要(かんじんかなめ)ということです。ところで、いったいなんの核心であるか、なんの中心であるか、という事については、いろ...