今から30年ほど前(この書籍が最初に出版されたのは、平成17年なので、令和二年の今日では、40数年前ということになる(ブログ作者注))、高田馬場の駅前の書店で四柱推命の本を手にしたことが、すべての始まりとなった。このことがきっかけとなり、当時手入れることができた四柱推命に関する本を片っ端から購入し目を通した。そして、四柱推命はほかの占いと言われているものとは何かが違う、という印象をもつことになった。
どの四柱推命の本も、神秘主義的で、明らかに非科学的といえる部分を伴ってはいたが、四柱推命には真理が含まれているのではないかと感じたのである。それは、具体的なイメージを抱けるほど明瞭なものではなく、ただ漠然と、はるか遠くに何かが輝いているのではないかと感じただけのことであった。
そし て、30年たった今、本書を執筆し、やっとその輝いていたものが何であったのかを確かめることができたのではないかと思っている。
(完)
「四柱推命学入門」小山内彰 (希林館)より
https://meiwajuku.com/nsityu4/
http://www.shihei.com/shihei/calc/

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