次は元横絹の貴乃花の四柱八字と大運である。昭和47年8月12日午後9時31分(標準時)東京都生まれで、出生時間は月刊誌「大相撲」による。
日干は乙木で申月金旺に生まれ死令月干に印はなく、官殺が旺じるので旺は逆転し、木旺として見ることになる。
旺の逆転により日干乙木は旺令となり、日の蔵干に印の壬水がある。時干に食傷の丁火はあるが、その日干に与える力量的なマイナスの作用は小さい。月干の戊土は、死令であり、年干の壬水を剋さなければならないので、同様に日干に与える影轡は大きくはない。つまり、日干が旺じ、日の蔵干に印があることから、日干乙木はやや強と見ることになる。
この四柱八字の場合、日の蔵干に印があるが、日干の両側に財と食傷があることから、末っ子的に自由に育てられたと見ることができるが、ご存じのように、二人兄弟の末っ子である。一般論として、日干に隣接して財と食傷がある場合、行動的で、部屋にじっとしていることが苦手な性格となるため、就学期には体育会系のサークルに籍を置くことになり、こうした四柱八字のありようは、スポーツ選手としての適性に深く関わることになる。
「四柱推命学入門」小山内彰 (希林館)より
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