この方角からあらわれる女性は、やさしい、しとやかな性格です。口数も少ないほうですし、感情を顔にあらわさないほうですが、芯はものすごくしっかりしています。頭もよく意志も強固で、たいていの苦労は苦労と思いません。この女性と結婚したときには、あなたの性格に不足している柔軟性が補われ、仕事のうでも金運のうえでも、大きなブラスとなります。良妻賢母になることはまちがいありません。

男女ともこの吉方からあらわれた相手と結婚したときは、男の子にすごい秀才が生まれます。七赤の星のいる方角からあらわれる男性は、ひじょうに洗練された都会的なセンスを持った才人です。打てばひびくというような鋭い感覚を持っており、また女のように繊細なやさしさを持っていますから、だれにでも好かれるでしょう。そ て「色男、金と力はなかりけり」というむかしの諺とはちがって、身についた金運にもめぐまれているのです。そういう人ですから、とうぜん競争相手も多いでしょうが、負けていてはいけません。吉方吉方を利用して、相手の心をひきつけるだけの努力を惜しまないでください。結婚後は家庭的ないい夫、いいパパになってくれます。

この方角からあらわれる女性は、すべてにつけてはきはきした現代的な美人でしょう。頭もよく、機知にも富み、強そうでいて案外やさしい面も持っています。家庭にとじこもっているのをあまり好まず、結婚後も外出好きですが、そういう社交性は、あなたの将来にとって、けっしてマイナスではありません。そして、あなたにともすれば欠けている周囲を見まわす目、情勢の判断力というようなものを補ってくれるのです。

男女とも、この吉方からあらわれた相手と結婚した場合には、子どもの数は少ないでしょうが、女の子は美人になります。

八白の星のいる方角からあらわれる男性は、かなりの変わり者でしょう。ひじょうに老成した一面と、妙に子どもっぽい一面と、二重人格のようなところがあるために、あなたも最初はちょっとめんくらうかもしれません。しかし、この人は一種の特殊才能のようなものを持っています。もしその才能が芸術や芸能的なものだったら、みとめられるのもひじょうに早く、若いころから金運にも名声迎にもめぐまれます。

この人と結婚するのは、たとえはちょっと妙ですが、競馬の大穴を当てるというようなことになるでしょう。

この方角からあらわれる女性は、美人でいながら男まさりの女傑クイプです。若いときから姐御肌で、人の面倒もよく見ますし、そういう人徳があとになってからは金運・子ども運となって自分にかえってくるのです。結婚してからは、何かサイドワークを持ちたがるかもしれませんが、この人だったら、けっこう家庭と仕事とを両立させられるでしょう。

男女とも、この吉方からあらわれた相手と結婚した場合、子どもの数は少ないでしょうが、男も女も福迎を持ったいい子です。

九紫の星のいる方角からあらわれる男性は、たいへんな情熱家で、仕事にかけては鬼のようになる働き手です。しかも頭の切りかえは人一倍速いほうですから、レクリエーションとなってくると、仕事のことなど忘れたような、のんびりムードにひたるほうです。「よく学びよく遊べ」という教訓の見本みたいな男性でしょう。

この方角からあらわれる女性は個性的な美人です。そして一見冷たそうでいて、じっさいは火のような情熱家です。いったんあなたを好きになったら、献身的な愛情をあなたにささげてくれるでしょう。頭も悪くはありませんが、それよりも直感力がすぐれています。

なにか迷ったときには、相談をもちかけてごらんなさい。ずばりと最善の追を教えてくれることはこわいくらいです。

男女ともこの吉方からあらわれた相手と結婚した場合、 女の子はそろって美人です。

 

◎出典　「改定方位学入門」高木彬光著　カッパブックス及びブログ作者の収集データーによる◎