一白水星の九星盤

一般的な意味で健康という場合は、まえに述ぺた基本的吉方・凶方をそのまま適用していただけばけっこうです。つまり、この吉方のほうに向かってうまく行動すると、全体的に健康状態がよくなるというわけです。
たとえば朝ちょっと早起きをして、吉方にある何かの目標をきめ、十分ぐらい散歩してくるだけでも、数力月もすれば効果がはっきりあらわれます。
病気にかかったときでも、吉方にある医者や病院、薬局などを選べば、回復がひじょうに早くなります。
とくに、体力全体を培進させたいとお考えなら、 三碧の星のある方位が最善で、六白、四緑、七赤の順に効果があります。
とくに中年で酒好きのかたには、三碧の星のある方位をおすすめします。肝臓の働きがよくなりますし、糖尿病や神経痛にもプラスの効果があるからです。また、喉や凡の病気にかかったときには、三碧の星のある方位にいる医者に相談してみてください。
消化器の弱いかたには、四緑の星のある方位がたいへん効呆があがります。貧血や冷え症の人にもこの方位は効きめがあります。呼吸器のほうにも悪くありません。
ノイローゼのような神経系統の病気に悩まされているかたは、六白の星のある方位の医者に相談してごらんなさい。こっちへ毎朝ちょっとした散歩に出かけるだけでも、そうとうな効果があります。私の知合いのある奥さんで、結婚してもなかなか子どもができず、いらいらしていた人がいました。ところが、私のすすめでこちらの方位にある神社へ毎朝おまいりをつづけたところ、半年後にはめでたく妊娠したという例もあります。男女の仲にもプラスの粋な方位です。
こういうふうに、何かの願をかけて、毎日神まいりするような場合でしたら、月の九星盤を使って吉方を選ぷほうがいいでしょう。
呼吸器の弱い人には、七赤の星のある方位が最高に効きめがあります。また、若くてなにかの 慢性病に悩んでいる人には、この方位がすぐに効力を発揮するでしょう。
歯医者だったら、三碧の星のある方位の先生にかかってください。痛みが少なく、技術もしっ かりして助かります。

◎出典 「改定方位学入門」高木彬光著 カッパブックス及びブログ作者の収集データーによる◎