小さなときから、祖父や祖母から君は、孫たちの中でも一番上だから、とか言われたことはなかったが、なんとなくいとこたちの中では中心的な働きをしていたのかもしれません。貧しい家の中で、遊び場を探して、いとこたちと遊んでいました。
ミシン(昔は、足踏み式でした)に乗り込んで、車気取りで何時間も過ごしたり、二階家の屋根に上って、鬼ごっこをしたりと、利用できるものは何でも利用したものです。
ただ、屋根の上から、従弟が下に落ちて、額を割って、何張りも縫う大けがをしたことは、今でも鮮明に覚えています。