日本特有の女性と男性の関係

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日本特有の女性と男性の関係

「力づくではない」という考え方は、日本のあらゆるところに行きわたっています。たとえば、女性と男性の関係がそうです。
女性と男性を力で比べれば男性が優位になります。男性のほうが筋力は強いので、単純な力比べとなればどうしても男性が上になります。
これは中国や中東、ヨーロッパでもそうなっていて、それらの国々において「女性は男性に支配されるもの」とされてきました。近代以前の日本以外のほとんどの国において、女性は男性の所有物とされてきたのです。
したがって、『旧約聖書』などでもアダムという男性のあばら骨の一本から女性のイブがつくられたとなっていますし、キリ スト教徒が神に祈る時には「天にまします我らの父よ」と、常に男性への祈りを捧げることになっています。
一方、日本文化は力づくではありませんから「女性を所有物にする」という考えは持ちません。男性は女性よりも畑を多く耕すことができるし、一般的には女性よりも感情の起伏は激しくないので冷静な判断も下せます。
しかし、人生を豊かに過ごすには、女性特有の優しさや粘り強さが必要です。日々の生活のやりくりについては女性のほうが上だということに日本人は早くから気付いていました。

ですから、日本では女性が中心となって家庭を運営してきました。
外での仕事は力に勝る男性が優位だとしても、人生全体を通してみれば女性のほうが上だということで、結婚して家庭を持てば妻がそこの支配者となりました。夫は妻から外に働きに出される派遣労働者にすぎません。
そうして外で労働をしてきた夫は、稼ぎを妻に全額渡し、妻はそのなかから小遣いを夫に渡します。このような「小遣い制度」の風習は欧米の契約社会ではあり得ません。働いたのは夫なのですから稼ぎは全部夫のものと考えます。
現在の日本ではそういう欧米の考え方に毒されていて、夫が妻に生活費を渡したりしています。生活費を渡すということは夫のほうが上だということです。そこで女性の側も「男女同権」を訴えて外に働きに出ようとすることになります。
しかし、本来の日本文化はそうではないのです。日本の場合は、形式的に夫を立ててはいますが、実質的に 家庭を支配しているのは妻のほうです。妻が支配をしていないというのなら、夫は外で働いて得たものを全額妻に渡さないでしょう。

また、「男性の行動は制限するが、女性の行動は制限しない」というのも日本ならではのことで、「力づくではない」社会をつくろうという考え方によるものなのです。

『「新型コロナ」「EV脱炭素」「SDGs」の大ウソ』武田邦彦著 ビジネス社刊
20240505 P201

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