あなたの“内面性格のデータ”から、ずいぶんといろいろなことがわかってきました。それを整理しますと、
▼ あなたの情熱運=何歳のときに愛の情熱が充実してくるか。
▼ あなたの愛の内面性格(心)は陽性か陰性か。
▼ あなたの愛の性格にはどんなタイプがひそんでいるか。
となります。
ここで、具体例をみていくことにしましょう。三浦友和(みうらともかず)さんと結婚した山口百恵(やまぐちももえ)さんの内面性格です。山口百恵さんの結婚前の内面性格のデータは、次のようでした。
まず、情熱運ですが、
*20―21、*21、*26―27、*30、*33―34
となっています。5つの年齢のうち、すべてに*印がついており、情熱運が非常に強いことがわかります。

20―21というのは、21歳の誕生日をはさんで前後6か月間ですので、この一年間に彼女の愛の情熱は大きく燃えあがってきたのです。
三浦友和さんとの交際が、激しい愛におちいったのがこのときで、結婚を決意させるひき金となりました。こうして、この情熱運の通り、次の*21のとき彼女は21歳と10か月目に結婚しました。
このように、情熱運は愛情をたぎらせるときですので、結婚を決意するときでもあります。そのため、実際の結婚式は少しあとにずれこむこともあると言えます。
次に内面性格の“陽性” “陰性”についてみてみましょう。
S5―1、K2―2、K4―1となっています。
Sの合計は1、Kの合計は3、です。
陽対陰が1対3と、きわめて陰性の面が強いのです。
山口百恵さんの魅力は、どこかかげりのある暗さが内面からにじみ出しているところがいいのだと言われていました。
姓名運は、まさにそのことを裏付けています。

Kタイプの内面性格の強い人は、好みのタイプの人があらわれても、すぐに好き嫌いをハッキリさせません。しかし、この人と思いこんでからは、強い信念でその人をひたすら愛する一徹さがあります。恋愛関係になってからは、どうすれば世間によく思われるかを計算する頭もあります。
山口百恵さんが三浦友和さんと最初の共演をしてから結婚までには長い時間がかかっていますが、強い愛を抱くようになったのはかなり時間を経てからだったことがうかがえます。
また、マンションでの密会がカメラマンにスクープされてからは、週刊誌にその現場写真が出るまえにコンサートで先に発表し、また結婚とともに告白記を出版し、自分たちの愛を巧みに認めさせようとする内面性格がありました。
まさに、Kの強いタイプであることがわかります。
三つの内面性格を並べてみましょう。
〈S5―1〉 好きになった相手のために何をしたらよいかを考え、自分のできることをあれもこれもと世話をやきたくなる。恋愛関係になってからは、相手の気持ちを尊ぶ。
〈K2ー2〉異性から強く求愛されてからも簡単には反応せず、ジックリと相手の将来性などを判断していく。しかし、ひとたび決断がつくと強くねばりのある信頼と愛を抱き続けていく。
〈K4―1〉地に足のついた強い心をもつ。恋や愛に夢をもつことは嫌いだが、ひとたび惚れると、命を賭けてでも自信をもって愛する人とともにすすもうとする。
以上の三つの性格があるわけですが、とくにこのうちでも、K2が2と最も強いのです。K2は、頑固一徹の愛です。山口百恵さんの、愛の強さがうかがわれるのです。愛の強さはいの、自分本位の愛にもあります。山口百恵さんと三浦友和さんの恋愛関係は、山口百恵さんの強い愛によって結ばれたという印象がありますが、これはまさに、K2とK4の神秘的な姓名運によるものです。
ただし、S5という愛の心がそれをやわらげてくれています。三浦友和さんをかばうような山口百恵さんの世話型の愛を、あなたは感じられていると思います。
姓名運は、ほぼ95バーセントの確率で、愛の姿を適中させてきました。山口百恵さんの場合も、愛の姓名運どうりの内面性格をみせていたわけです。
▼本書では、男女相性の実例として芸能人を多くあげています。
ところが、芸能人は多くの場合、本名とは別に芸名をもっています。作家では、ペンネームをもっている例もあります。本名だけで生活している 一般の方にはあまり関係のないことですが、本名と芸名をもつ人の姓名運のきまりにふれておきましょう。
●芸名(またはペンネーム)で社会的な活動をしているときは、芸名が姓名運を支配しています。
●活動している芸能人どうしの“交際”は、芸名によって相性をみます。
●結婚後は、家庭生活は“本名”が支配していますので、本名でみます。
●ただ、結婚後も二人とも芸名による仕事を続けているときは、結婚前の相性も、影響しています。
結婚後の相性がわるいにもかかわらず、うまくいっているカップルがあるのは芸名どうしの相性のよさがそれを助けているといえます。
そこで、本書では、芸能人の相性は、
●結婚前の芸名どうしの相性をみています(片方が本名のときは、芸名と本名の組みあわせになります)。
●結婚後の相性は、まず、本名どうしでみます。家庭生活を知るためです。
●芸能活動を続けているときは、芸名による相性も考慮します。
『結婚姓名占術』牧正人史著、青春出版社刊(昭和56年)