自分でも不思議なくらい、過ぎ去ってゆくものへの”さよなら”が率直に言えるとき。それがなぜかとも問かけなければ、それでよいのかという疑いもない。これはまさに何かです。貴重な体験であることは間違いない。恋人との別れ?  職場を去ること?  あるいは、もっと漠然としたものかもしれませんが、いずれにせよスッキリした感じです。

『100年数秘の本』DASO著 (ヴオーグ社刊)より