私たちの人生における 出来事ーー湘~命は 、定められたものなのか?
あるいは私たち人間は、それをひき起こす未知の力を備えているのでしょうか? 広大な宇宙の法則が私たちにかかわってくるとき、それは「運命」とよばれることが多かったようにおぽえますが、私は「ある秩序」といったほうが、よりふさわしい広がりと正確さを感じます。
確かに、それはある一定の秩序を持っています。そして、だからこそ私たちは生きて、〈存在〉しているのです。
もしも、地球がもっと太陽に近かったら―――。もし、月という惑星がなかったら―――。もし、空気が今あるような配分でなかったら―――。その他、考えられる千や万のシンクロニシティが重なって、私たちは今日生きています。
この果てしない宇宙の法則は、私達人間にも変えられはしません。そこには、とてつもないエネルギイが働いており、全体が秩序を保って生きているからこそ、この惑星が生まれ、そして、私たちが生まれたのです。
私たちは、あきらかに全体の一部です。であるならば、私たちがすべきことは、いかにそれに溶け合うかでしょう。
人間は帯電しています。それは、この宇宙の全体的なエネルギイを受け取る受信機、磁場のようなものであるのではないかと、ある満月の夜に突如ひらめきました。そして、このことは、私だけのひらめきなのではなく、真実がどうであれ人々の心をとらえてやまない、ある科学者や芸術家らの洞察でもあり、この本(サイト)を手に取ったあなたのものであると感じます。
『100年数秘の本』DASO著 (ヴオーグ社刊)より