ただ、後からそれはトップによる私の教育の一環だったことを知ります。その期間に私は、小学受験の世界を経験して、それまでは、忌避していた算数の世界に入り込みました。鶴亀算、旅人算、ニュートン算、など不得意中の不得意な科目を徹底的に勉強させられました。できる生徒の特長は(特に才能のある生徒)、何も分からずに知らないうちに、本能的に問題を解いていたことでした。説明を求めると、彼なりに説明しますが、それでも、私には理解できない解法がほとんどでした。
ただ、その説明を受けている仲間の生徒は、しっかり理解できるのです。