先日の日曜日には、父にとっては孫である娘二人が見舞いに行った。輸液の針を抜く恐れがあり、右手にミトンをされている。本人は、抜くつもりがなくても、寝ているときとか自然に針を抜いてしまう恐れがあるためだ。しきりに、孫娘たちに、ミトンを外してほしいと訴えている。娘たちは可哀想だといいながら、理由を聞くと、ごめんね、外せないんだ、と答える。また、経口による食事がないことと、治療のために水分量が規制されているので、のどが渇くらしく、しきりに水を欲しがるのだが、摂取量が決められており、これもむやみに飲水させることができない。