第七課 國民の務1
今日文明諸國は皆協同して、戰爭を避け平和を保つために、出来る限りの力を盡してゐます。しかし、世界にたくさんある國と國との間には、いろ/\の原因からいつ戰爭が始ら…
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昔、京都に伊藤東涯という学者がありました。江戸の荻生徂徠と相対して、ともに評判が高うございました。 ある日、東涯の教えを受けている人が、徂徠の書いた文を持って来…
昔京都に伊藤東涯といふ學者がありました。江戸の荻生徂徠と相對するひやうばんが高うございました。或日、東涯の教を受けて居る人が、徂徠の書いた文を持つて来て、東涯に…
紀伊の水夫・虎吉らは、蜜柑を船に積んで江戸に行き、その帰り途で、暴風にあいました。船は山のような大波に揺られて、遠くの方へ吹き流され、ニカ月ばかりも大洋の中を漂…