我々は宇宙人 『ディスクロージャー・デイ』と『ディガー』を観る
映画鑑賞記 2026年10月18日(日)

我々は宇宙人
――『ディスクロージャー・デイ』と『ディガー』を観る
今日は映画を二本観てきました。一本はスティーヴン・スピルバーグ監督の『ディスクロージャー・デイ』、もう一本はトム・クルーズ主演、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の『ディガー』です。本当はもう一本観るつもりでしたが、それはまた後日に。
開示の時代に観る『ディスクロージャー・デイ』
米国がUFOに関する情報の開示に踏み切ったこの時期に、「開示の日」そのものを題名にした映画です。人類が「我々は孤独ではない」という証拠に向き合う物語ですが、正直に言うと、私はさほど驚きませんでした。
理由は二つあります。一つは、私自身がUFOを目撃したことがあること。もう一つは、宇宙には無数の星があり、地球と同じような環境の星もおそらく五万とあるだろう、と以前から考えていたことです。そう仮定すれば、その中に人類以外の生命体がいても、まったく不思議ではありません。スピルバーグ監督自身も、知的生命が人類だけだというのは数学的にあり得ない、という趣旨のことを語っています。
ただ、少し驚いたことがあります。頭と目が異様に大きく、手足の小さな宇宙人の写真。これまでにも何度か目にしてきた、以前から漏れ出ていたあの写真が、どうやら実際に撮影されたものだったらしい――そう知ったときには、さすがに少し驚きました。
なぜ今、開示なのか
現実の米国でも動きがあります。2026年2月、トランプ大統領がUFOや地球外生命に関する政府ファイルの特定と公開を各省庁に指示し、5月8日には国防総省(現・戦争省)が専用サイトで第一弾の機密解除ファイルを公開しました。その後も数週間ごとに追加の公開が続いています。
もっとも、公開されたのは「未解決の事例」の記録であって、政府が宇宙人の存在を公式に認めたわけではありません。それでも、何十年も伏せてきたものを、なぜ今になって表に出し始めたのか。国民を少しずつ慣らすためなのか、別の何かから目をそらすためなのか、それとも本当に伝えるべき時が来たのか。この理由が何であるのか、非常に気になるところです。
トムの新しい顔『ディガー』
トム・クルーズが演じるのは、エネルギー企業を率いるディガー・ロックウェルという男。配給元は「破滅的規模のコメディ」と銘打っています。
米国の石油採掘王と地球温暖化のパロディなのでしょうか。少し分かりにくい話でしたが、アラスカの氷が割れてヨーロッパへ流れ着き、津波を起こす。それをいかに防ぐかを話し合っていく、メッセージ性の高い映画でした。走らない、飛ばない、まったく新しいトムの姿を見ることができた一本です。
この映画でトムは、悪役、それもかっこ悪い役に徹していました。正義の側に立って世界を救ってきたこれまでの姿とは、まるで正反対です。聞くところによると、劇中の議会での演説シーンを演じたくて、この映画への出演を決めたのだそうです。興味深いところです。
ただ、米国での評判はあまりよくないようです。製作費は最大1億8000万ドル(約270億円)と報じられ、宣伝費を合わせると3億ドル近くを回収しなければ採算が取れない計算ですが、公開初週末の興行収入は米国で800万ドル、世界全体でも2000万ドル(約30億円)にとどまりました。それでも、これだけの冒険をしたこと自体が、トムにとっては一つの勲章なのでしょう。
我々は宇宙人
宇宙人がいるかいないか、という問いは、裏返せば私たち自身の立ち位置の問いでもあります。無数の星の一つである地球に生まれ、宇宙の中で生きている以上、私たちもまた宇宙に住む生命体です。
我々は宇宙人。
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