奇々怪々な「気温の補正」
前章でかるく触れた気温データの補正とは、いったいどういう操作なのでしょう?
NASAのGISS(ゴダード宇宙科学研究所)が、関連のページに具体的な中身を書いているため
それを左(下)に転記しました。
①気温を記録する時刻についての補正( 朝は午後より気温が低い)
②測定器や測定法を更新したための補正温度計の移設についての補正
③温度計の移設についての補正
④近い観測点どうしは気温の推移も似ているとした補正
①から③までは、補正の結果に疑問はあっても(後述)、意味はよくわかります。けれど、均質化処理と称する④は、どうにも理解できません。一二〇〇キロメートルは、青森~福岡間の直線距離ですよ。到底納得できる話ではありませんが、ともかくGISSがそういう補正をした結果、次のような「ふしぎ」が生まれています。
『「気候変動・脱炭素」14のウソ』渡辺正著(丸善出版株式会社)
