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人生最大の危機  人生の波を乗り越えるために ○P-○Q、○M-○N、○O-○R、○S-○Tの組合せグラフ

人生には、経済生活の危機と精神生活の危機があります。職業生活の危機もありますが、これは現代社会においては、自殺を決意するほどの危機意識はなくなりました。
そこで、ここに数奇な運命のレールにのせられて28年間、孤独なグアム島生活を送った横井庄一さんを例にとって説明してみましょう。

まず精神面と経済面の二つのグラフを併せながら過去に遡ってみましょう。
さて、○P○Qの組合せグラフは精神環境性を、○M○Nの組み合わせのグラフは精神処理性を、それぞれ示しています。
また、○O○Rの組合せグラフは、経済環境性を○S○Tの組合せグラフは経済感情性をそれぞれ示しています。
図20、図21を見てください。
昭和19年7月のグアム島玉砕当時は、横井さんの精神生活(図20)も大きな急落現象を示しています。しかし、この激戦時に死を免れたのは、経済生活(図21)の点線棒、実線棒ともに上昇過程にあったからだと推定できます。
昭和25年までは、精神、経済の両生活面とも、希望もあり、新しいジャングルの生活にも打ち勝つ体力もあったと考えられます。しかしそれから29年までの四年間は、大変な時期だったろうと想定できます。
特に28年と29年は、経済生活、精神生活(図20、21)ともに、いろいろと複雑で嫌な問題が続き、苦しい絶望の日々であったと思われます。
30年から志知さんらと別れた32年までは、ややこの逆境にも慣れ(図20、21)、生きるための新しい目標に希望をもちだしたと考えられます。
それは、旧軍隊の敗残者としての生活にピリオドをうつグアム島定住に、全く新しい生活様式が根を張りだしたことを意味する時期です。そこで32年には、志知さんとの間に、新しい生活意識の上にたった別居問題が生まれたと思います。
この年は横井さんの精神生活(図20は大きなショックを受けており、淋しさ厳しさを味わったと想像できます。これに反し、経済生活(図21)は急速な伸展力を示して35年には、横井さんの独立生活は完成されたと推測されます。
それから、38年までは、横井さんにとってグアム島生活の最良の歳月が過ぎさったことでしょう(図20)。38年から39年にかけてのいろいろな出来事(図20)は、横井さんがグアム島生活の中で孤独な絶望惑に落ち入らせる転機になったと思います。39年には志知さんと中畠さんは中毒死したということですが、これは、横井庄一さんにとって前進への生きがいを見失わせ(図20)、生ける屍のような精神生活を救出されるまで過ごしたと思います。

39年から救出された47年までの精神生活(図20)は、まさに最悪の状態を示すものです。
普通の人ならば、自殺するほどの逆境の歳月で、到底生きてはいられないグラフ波動です。
これをかろうじて支えたのは、経済生活面(図21)の力であったろうと推察できます。横ばいよりもむしろ42年からは巻き返し気味の上昇を示しています(図21)。
47年の1月に救出されましたから、57歳の前半にあたります。
さて、つぎに中畠さん(図22)、志知さん(図23)と、横井さんのグラフを対照的に見ていきますと、アメリカ軍のグアム島占領の年には、三人とも大きなショックを受けています。その後、横井さんと志知さんは29年まで、一途に衰退を示しているのに対し、中島さんだけは26年より上昇に転じています。この謎は立場上や年令的な相違があったと考えられます。横井さんと別居した32年は、中畠さんと志知さんにとっては、かなりのシ ョックを受けていますが、その後はむしろ好転につながっています。
中毒死する2年前の、37年までは、横井さんも志知さんもグアム島の上陸後、最も安定した日々であったと想像されます。
それに反し中島さんは、横井さんと別居以来、環境(点線棒)は下降の一途をたどり、36年以後は、精神処理力まで急速に衰えだし、中毒死した39年までは、希望もなく事実上は重い病気にかかっていたと想定されます。
中畠さんの後半の四ヵ年間は、横井さん、志知さんが最良の歳月であったのに比べ、最悪の歳月であったことになります。

次に、横井さんを姓名分析によって、総合判断してみましょう。

経済面が最も高く、社会面が低いという数値になります。ご覧になって判りますように、○U7画と○W28画は、準相性ですから、この意味は強い個性となって現れます。○U7画は、「一念堅持の運」で、一つのことを思い詰めることを意味し、○W28画は、「難題処理の運」で七難八苦をことごとく吸い寄せる性質を持っています。
志知さん、中島さんに内部矛盾の反発数が多いのに比べ、横井さんには反発数が無かったことが、生還の鍵になったと思われます。
あなたも例にならってグラフを調べ、予測したとおりの結果が現われた場合、あなたは、どんな大哲学者の名著を読むよりも、実感をこめて自分の人生を、人や社会の因縁を、さらには憂や徳や人知というものを考えさせられるでしょう。その結果、明日からは、人生を見る目が変ってくるでしょう。そして、大きな人生の神秘な力に謙虚な目が開かれ、人生のこの一瞬をいつくしみ、死が訪れるまでの毎日を大切に生きたいと願うようになります。
『姓名(なまえ)』牧正人史著 青春出版社 昭和47年刊による

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