愛に満ちた環境の中で幼年時代を送るであろうこれらの人々は、成長してからも、暖かな家庭環境、思いやりのある人間関係を求めます。そのための努力はいといません。
たとえ無人島に漂着しても、そこにかかわるべきものがあれば、それとコミュニケイトし、快適な環境を創り出そうとするでしょう。この子供たちは、たとえばボーイ(ガール)スカウトに入って、ボランティア精神を学んだり、奉仕活動に和極的に参加するなど、いわゆる良い子の条件ともいうべき、責任感の強さや、役立つようにいようとする傾向もあります。それらは良い体験ではあるでしょうが、あまりにも他人のことばかりで、自分に対する心づかいを 忘れないよう注意すべきです。犠牲的梢神というのは、このエネルギィのめざすところではないのです。つまり、髪ふりみだして、人の世話をするために走り回るのではなくて、まずあなた自身を美しくみがき、その優美さをわかち合うことが重要なのです。
『100年数秘の本』DASO著 (ヴオーグ社刊)より