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◎ 目の前のことをともかくやる ◎ 降りかかる火の粉は払わねばならぬ 『武田邦彦の科学的人生論』飯塚書店刊より

◎ 目の前のことをともかくやる ◎ 降りかかる火の粉は払わねばならぬ 

わかりやすくするため誰もが経験しているであろう朝の話を例に挙げたが、実は仕事でも家庭生活でも、もっと複雑な商売でもみんな同じことである。
今日、やるべきことをする。イヤとか辛いとか思いもしない。やらなければならないことは淡々とやる。そうしていくと仕事がドンドン、片付いていく。
外から見るとその人は仕事が速いのだが、よくよく見ていると仕事の速さは普通の人と変わらない。強いて言えば「すぐ取り組むし、途中で休まない」からそう見えるのかもしれない。つまり環境や条件をあまり気にせずにやってしまうのだ。
そのうち、その人は暇になる。人間のやることはそれほど多くはないということが、実際にその人を見ていると納得できる。
「目標のことをあまり気にしないで、目の前のことをともかくやる」というのが、スムースな人生を送るのには大切だ。
目標を意識しすぎると、とかく「損得」の方に意識が行く。大げさに言えばちょっとしたことも「こんなこと俺の人生にどんな役に立つのか?」という訳である。
ちょっと何かを取ってきたり、少し調べ物をしたり、頼まれてお得意さんのところに行くときに、いちいち「俺の人生」などと考えても意味がない。
朝、歯を磨くのに「今日、磨かなければどうなるか?」などと考えるムダと一緒だ。
大学で学生と生活をしていると、そんなことをよく経験する。なにか学生に頼むと、すぐ「先生、何の役に立つのですか?」と聞いてくる。そんなことわかるはずもない。
もちろん、一つ一つを慎重に考えれば、あるいはやる意味もわかるかも知れないし、無理に理屈をつければつけられないこともない。
「やってみないと役に立つかどうかなんか、わからないよ」と答える。しぶしぶやることはやるが、学生は不満顔だ。どうやら、彼らが一日中、ボーツとしているのは「得になること」を探しているらしい。.
ところで、ものごとがスムースに行っている人のもう―つの特徴は、「他人が決めた期限より早い期限を自分で決める」ということらしい。

『武田邦彦の科学的人生論』飯塚書店刊より R080921

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#牧正人史 #マシレ予測 #武田邦彦 ♯yymm77

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