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◎ 環境問題を泥沼化させた政治屋と官僚  家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より

◎ 環境問題を泥沼化させた政治屋と官僚

世界的にもまれなこのような状態になったのは、日本の政治家や官僚は縦割り行政や自分の選挙区のことだけを考えてきたからで、その様子は環境問題と同じです。
日本も少し前、たとえば40年前は、農業も林業も、そして漁業も自給率はほとんど100%でした。その頃は二世議員などは少なく、小さい頃苦労してきた人が議員になったり官僚になったりしたので、その苦しさを知っていたのですが、今は全く様子が変わってしまいました。
でも私たちの命、私たちの子供の食糧を確保するのに、そんな政治家や官僚、まして破壊もされていない環境で騒いでいる人たちに引きずられないようにしなければなりません。
でも、食糧の危険はもう―つあるのです。それは「元素(ミネラル)」の問題です。この問題は大きな環境問題なのですが、日本では全く話題になりません。
そのことを少し説明します。
人間や他の生物が生きていくためにはまず、体をつくるもの、そして次にカロリーが必要です。体をつくるものは動物ではタンパク質、植物ではセルロースやリグニンというもので。そしてカロリーとなるものが、先ほど大切だといったお米のような穀類です。
でも、それ以外に生きていくためには「元素」が必要ですが、それは生き物が誕生してから、つい最近までは全く問題がありませんでした。たとえば、血液の中で酸素を運ぶのは鉄、舌で味を感じるのは亜鉛、血液をつくるのにはコバルト、神経を司るのはカリウムとナトリウム、そして甲状腺などで活躍するヨウ素などです。
これらの元素、鉄、亜鉛、コバルト、カリウム、ナトリウム‥‥などはつい50年ほど前までは何の苦労もなく、体の中に入ってきました。それは自然が循環していたからです。
土の中には無数の元素やばい菌、そしていろいろな化合物が含まれています。またミミズや細菌も何億、何十億と住んでいるのです。
そんな細菌やミミズの排泄物などは土が乾燥すると風とともに舞い上がり、それが私たちの鼻などから体内に入ります。さらに、蚊がいると他人の血を吸った蚊がときには次に自分の血を吸います。
ミミズの排泄物、他人の血というと何となく汚くて怖いような気がしますが、ワクチンがそうであるようにごく少ない戴が体の中に入ることによって私たちは免疫ができ、体の調子を整えることができるのです。
ところが、現代、特に大都会に住んでいる子供に注目しますと、とんでもないことになっているのがわかります。

家庭で行う正しいエコ生活』武田邦彦 平成21(2009)年 講談社刊より 20260223
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