マスクをしないほうが感染率は低い
マスクにしても、ワクチンにしても、その効果の有無は科学の領域です。そのため、科学者がこれまでの発言を変更する際には理由が求められるのです。
ただそうは言っても、自然科学とはなかなか大変なことで、人間の知識レベルで自然を解明することは容易ではありません。ですから、実際に自然が進行していく状態を見ていかなければなりません。
「マスクをしたほうがいい」とか「しないほうがいい」ということを自分のアタマだけで考えるのではな、政治的な意図も何もない状態で事実をそのまま見ることが一番大切なのです。
私はマスクの効果を調べるために、各県ごとにマスクの着用率と感染率のデータを比べて見てみました。
マスクが感染予防に役立つのであれば、マスクの着用率の高い県は感染が少なくなるはずです。マスクは感染を防ぐために着用するわけですから本当に効果があるのなら多くの人がマスクをしていれば感染は止まるはずです。
そこで愛知県と岐阜県、福井県のデータを検証しました。
感染症の専門家ではない私が個人で集められるデータはインターネットで出ているデータがほとんどですが、それを基に して計算をしたところ、マスクの着用率と感染率は必ずしも比例するわけではないという結果が出たのです。
マスク着用率の高い県で感染率が低いわけでもなく、マスク着用率の低い県で感染率が高いわけでもない。むしろ岐阜県などはマスクをしていない人のほうが感染率は低かったのです。
感染した人が今までマスクをしていたか、していなかったかというやや間接的な計算ですが、マスクをしていない人のほうが感染率は低いという数字になりました。
👆マスクの着用率が世界一の日本の感染率がトップであるという事実。
『「新型コロナ」「EV脱炭素」「SDGs」の大ウソ』武田邦彦著 ビジネス社刊
20240307 P43
