昭和47年6月1日、「日本のカミカゼポーイは早くも生まれ変った」と報じられ、世界中をあっと驚かせる事件が起きました。これは、イスラエルのテルアビプのロッド空港ロビーで、三人の日本青年が機関銃と手なげ弾で乗客その他を殺害した事件です。

一体、このようなだいそれたことをしでかした青年たちはどんな人間なのでしょう。
まず、安田安之(やすだやすゆき)と岡本公三(おかもとこうぞう)の相性は54点になり、反相性は24点で、共昇期には78点もの相性になり、反発期でも30点もあって、すこぶる仲の良い相性となります。
奥平剛土(おくひらたけし)と安田の相性は43点、反相性は18点ですから、共昇期には61点ありますが、反発期には25点の相性になります。
奥乎と岡本の相性は53点、反相性は18点になり、共昇期には71点、反発期には35点になります。
このように、共昇期には3人の相性は非常に高いものになります。
この3人組が共通してもっている画数を探し、その数意でこのグループのもつ特性を推測してみましょう。まず、岡本と安田の2人の○O(副人格性)にある20画を、奥平は○M○Sにある20画二つの組合せからなる結集運(○M○Sの同画数組合せは行動結集運といいます)で強引に吸い寄せています。
このような画数配置の作用から見て奥平が2人を誘ったものと推測できます。
更に、奥平の業務手腕、指導感情を示す○V24画で、安田と岡本の全人格性を示す○R24画を引き寄せています。
この2つの画数の磁気作用で、安田と岡本は、全人格と副人格の重要ポイントを奥平の強力な運力で完全に握られていたことになります。
このグループの共通画数の24画は「初志貫徹の運」、20画は「悲願未熟の運」で、むなしい目標に向かって計画を実行することになります。
さて、岡本が逮捕された後、「奥平も安田も生きていれば立派に成功する大人物の器だった」と語っています。
確かに名まえそのものは良い画数を揃えもっています。
ここに同姓同名でも、全く異なる人生を歩むという謎を解く鍵があるのです。
一人一人の運がいかに強力でも、それは共同グループ、つまり、共同組織体のもつ強大な運力には抗すべくもなく、その目的の影響下で発揮されるということになります。すなわち、その人が住む組織、社会、環境の影響を“運理の磁気作用”で受けることになるのです。
最後に、この3人の名まえから1章の終りに述べた結集連をあなた自身で調べてみて下さい。
3人とも同じように強力な行動活躍性の結集運をもっていることが判ります。
『姓名(なまえ)』牧正人史著 青春出版社 昭和47年刊による